幼児教室のスタッフとして働いて10年。
我が家の長女も11歳になり、子育ての悩みも教育にまつわること、受験やその先を見据えたものに変化しつつあります。
子供のこと、家庭のこと、介護のこと。
子供の年齢が上がると言うことは自分もそれだけ歳をとっていくと言うこと。
周りの環境も変わっていき、物理的にも精神的にも忙しさを感じますよね。
忙しさを理由に子供の学習面の振り返りや評価、反省をおろそかにしていませんか?
ちゃんと確認してなかった、と親として反省することもしばしば・・・。
学校の宿題、提出物、持ち物の管理・・・、子供の自立のためと言いつつ、丸投げにするのはまだ早い。
その日仕上げた課題はその日のうちに褒める(なるべく)
ランドセルの中身、しっかり確認していますか?
いつのかわからないプリントやテストが入っていませんか?
塾や幼児教室のカバンはどうでしょう?
前回仕上げて持って帰ったはずのプリントが入ったままになっていませんか?
せっかく頑張ったプリントなのになぁ。
スタッフの立場でたまに見かけます。
前回やり切ったプリント。カバンに入れっぱなし・・・。
せっかくの子供の頑張りが勿体無く感じます。
え〜!すごい、こんなことしたんだ!
綺麗な字で書けたね。ここに飾っておこうか!
あ〜、これを間違えたのか。わかるわ、これは難しい!なんで間違ったかはわかった?
その日の課題の振り返りが次の学習へのモチベーションに繋がることもあるのです。
褒められて認められて悪い気はしませんよね。
我が家もなるべく私が仕事から帰ったら今日は何したの?と聞くようにしています。
3人分なので時間もかかるしそれぞれが喋り始めるしでてんやわんやですが・・・。
帰ったら台所の机に置いておくようにしてる。どうせ聞かれるし。
このように高学年になると先手も打ち始めます。笑
忙しかったり他のことに気を取られてしまうと忘れちゃうんですけどね・・・。なるべく!
次の日になってもいいので、頑張ったことへの評価を忘れないようにしたいです。
AIは子供の気持ちまで汲み取れるのか
私が住んでいる市の教育委員会が、小学校の学習にタブレットを導入して4年ほど経ちます。
アプリが進化したようで、アプリでの学習をますます充実させていくと言うお話を聞きました。
自分で時間を管理して勉強できれば素晴らしいものだと思いますが、間違いなく親のサポートが必須です。
計算ドリルなら、仕事終わりに机の上に出してあれば広げて
字汚なっ!わ、これもやん!
と言うふうに確認できますが、わざわざタブレットを立ち上げて何したかな?と確認するでしょうか・・・?
紙一枚でさえ確認し忘れる日があるのに・・・。
とりあえずこの先の義務教育の内容も気にしつつ、私たち親ができるのは
今、目の間にいる我が子にきちんと向き合うこと。
学習結果ではなくて、学習内容や姿勢を見てあげたい。
どこが違うのか、何が苦手なのか、丸なのかバツなのか。これはAIでも確認できます。
もしかしたら、今日は少し眠かったかもしれないし、気分が乗らなかったかもしれない。
お友達と喧嘩してちょっとモヤモヤしてたかもしれない。
苦手だなと思って始めたけど後半になって調子が出てきたかもしれない。
そういう目で観察すると、なんでもないプリントや課題の奥にいろんなものが見えてきます。
子ども一人ひとり、その日その日にいろんな出来事があって、疲れたり楽しかったり悲しかったりしています。
過程や結果をデータを見るのは簡単ですが、その時の子供の気持ちや様子までは伝わりませんよね。
1日のどうだった?を聞くためにも、その日の学習の振り返りはとても有効です。
子供の努力を見守る
見守ると一言で言ってもなかなか難しいです。
眺めるだけでもだめ、監視しすぎでもだめ。
何に困っていて、どう対処しようとしているのか、この子は普段どんな考えをしていて、壁を越える時にどういう行動を取るのか。
これを一番わかってやれるのは、学校の先生でも塾の先生でもなく、親なのではないでしょうか。
小学校の課題や提出物を管理するのは親の責任だと私は考えています。
同じように、習い事、塾、幼児教室の課題や中身、やっている内容に興味や関心を持って管理するのも親の役目です。
お金を払っているんだから、あとはお任せ。
これで子供が賢くなるなら、みんなそうしますよね。
習い事や塾に時間もお金もかけるのであれば、ぜひ親の目、手、心もかけて。
最近少し気になったので、ちょっとここでひとりごとのように書いておこうと思います。
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