我が家の長男の今のブームは昆虫。
庭の植木で見つけた幼虫をケースに入れては観察したり、子ども園に持って行ったり楽しんでいます。
Twitterで写真や様子をちょこちょこ載せてたのですが、写真整理をしていて、なんだか良いなぁと思ったので、改めて思い出としてまとめておこうと思います。
捕まえたら責任を持って
虫かごがなかったので、プラスチックの空き容器に入れていましたが、横から観察したいよね、ということで慌ててダイソーに走りました。ありがとうダイソー。
普段から2つくらい置いておく方が良さそうだねということで予備も購入。
祖父が調べてどうやらキアゲハの幼虫らしいとわかったので、発見した時に歩いていた紫陽花の葉っぱとキャベツを虫かごに入れました。
私自身は虫見て、きゃー!!というほど嫌いではないですが、
正直気持ちわるい・・・
カブトムシも3年ほど玄関で飼っていますが、だんだん慣れてくるもんですよね〜。子育てあるあるなんでしょうね。
サナギになったら静かに見守る
捕まえた時にはほとんど幼虫として成長しきっていたのか、1日経つとすぐに壁を探し始めました。
なんか糸出してる!
虫カゴの透明な壁のおかげで正面から芋虫さんを見つめる長男。
サナギになるんかな〜?と言いながら夜になり、朝起きるともうこれ!
え、はやすぎん?!
サナギになるところゆっくり見たかったのに、朝起きたらもう完成して静かにくっついていました。
虫かごをあまり持ち回らない!
昨日まで芋虫だったのに華麗なる変身を遂げたキアゲハ。子供達はあらゆる角度から見たがります。
糸でちゃんとぶら下がってはいましたが、カゴを持ち上げて見ているうちにサナギの下の方が糸の面ごと少し剥がれてしまいました!
それでも健気にサナギの背中を吊っている糸が全体を支えてくれて、落ちずに済みました。
落ちた=息絶えたわけではないけれど、落ちると羽化に影響があることも。
プラスチック容器だとツルツルして止まりにくく、サナギも剥がれやすいので、ケースの内側にティッシュを貼ったり、割り箸をカゴの中に入れておくという方法もあったみたい・・・。
急に育てることになったので前知識がひとつもなく、なんだか悪いことしたかなと思いましたが、静かに見守ることに・・・。
羽化は突然に
2022年5月13日に我が家の家族になったキアゲハのキアちゃん。
2日後の15日にはサナギになり、目についた動きもなく、カゴの中に入れた葉っぱがしなしなと・・・。
ちょうど10日後5月25日の朝。7時前くらいかな。
夫が、背中の羽が見えてきたね〜、とサナギを見ながら一言。
洗濯物を畳んでいた私は、
ヘェ、そうなん?
長男と一緒に観察していたようですが、朝は忙しいですからね、覗くこともしなかったんです。
そしてその1時間ほど後。
台所で洗い物をしていた義母が「サナギちゃんはどうなってるのかえええええええええ!!!!」
蝶になってる!!!!
欲を言えば羽化してるとこ見たかったよ〜〜〜〜!!
背中の羽が見えてきたと夫が言っていた時に写真撮ればよかった〜〜〜!!ともう後悔しっぱなし笑
朝の忙しさにかまけている間に綺麗な蝶になって現れたキアゲハのキアちゃんに、家族中大興奮。
そして次の心の大騒ぎは、
せっかく蝶になったのにこんな狭いところ居てもいいの?
蝶になったらお外に返そうね〜とは言っていたものの、長女は学校だし、長男も登園の時間だし・・・。
夕方までこのカゴの中じゃ狭いのかな?かわいそうかな?と悩みましたが、Twitterで知識のある方が親切にも声をかけてくださいました。
羽化したばかりは羽が柔らかく、触ると変形してしまう為、外部からの刺激や振動を与えない方が良い
ということで、自信を持って?夕方まで放置!見守ることに・・・。
最初はキアちゃん自身が脱いだサナギの周りにいましたが、だんだんと動きが大きくなり、壁から離れ羽を動かし始めました。
見送りはあっという間
帰宅した長女はテーブルに置かれた虫かごを見て
ええええ!!いつの間に!!!
朝みんながバタバタしてる間にしれっと出てきてたんだよと話したら残念がっていました。
キアちゃんも準備運動を終えたのか狭い虫かごの中で動き回っていたので、子供達が揃ったところでバイバイタイム。
カゴの蓋をとってもしばらくは留まり、出ていかないね〜?どうしたのかな?と言い始めたところで一気に空へと飛んでいきました。
ばいば〜い!元気でね〜!!
ほんの10日ほどの短い間でしたが、我が家の注目を浴びに浴びて去っていったキアゲハのキアちゃん。
虫の生きる力や凄さを命の不思議を感じずにはいられない体験でした。ありがとうキアちゃん。
余談ですが、サナギの抜け殻は乾燥してるのかな〜と思いながら触ると結構濡れてて、うえええ・・・・ってなりました。
サクッという音がするのを想像してたんだけどなぁ・・・。笑
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