新学期が始まって2ヶ月が経とうとしています。
子供達も新しい生活に慣れてきて、運動会などのイベントもあったり、
学校の学習のスピードも少しずつ上がり始める頃。
新1年生はひらがなの学習が終盤になり、
5までの数字を組み合わせたり分けたりする学習に入ったようです。
子供たちの家庭学習の取り組みは、これから長い学生生活の基盤になります。
学校や学童に任せきりにせず、家庭でもしっかり確認していきたいですよね。
当たり前のことができているか
当たり前のことですが、仕事から帰ってきて、習い事、ご飯、お風呂、寝かしつけ・・・
バタバタの毎日にこのチェックが本当に細やかにできているでしょうか?
私自身、帰宅後、お便りのチェックや家事をしている間に宿題のチェックが抜けたことが何度かあります。
音読カードの書き忘れが頻発した時期がありました・・・。反省。
やって当たり前のことを、きちんとする姿勢
子供たちはしっかり見ています。
提出物への取り組み、扱いの差がわかりやすくなるのは、中学生。
中学校は提出物への取り組み方や提出の有無が成績に繋がることも。
やりたくない、をやらなくて済むかもしれないのは小学生のうち。
成績がつき始めてから宿題しなさい、提出物を出しなさい、では遅いかもしれません。
ひらがなへの取り組みを軽視しない
仕事もそうですが、慣れてきた頃にミスを起こしやすいものですよね。
子供たちの準備や学習の取り組みも同じです。
小学校の先生がしっかり学習の手順を入れようと頑張ってくださっているのに、
家庭での取り組みが適当だと勿体無い!
- ひらがなで赤ペンで直しがしてあるところを確認する(ここが少し短かったのね、とか)
- はなまるがついているところをものすごく褒める
- お手本のように書けていたらめっちゃ褒める
ひらがなの段階で書き順がいい加減だと、これから先のカタカナ、漢字でもいい加減で進むことに・・・。
慣れてきた今だからこそ家庭でも学習の様子を確認して、直すところは直す。
きっちりと取り組めているか、どこまでを許容してしまうのか。
家庭でのサポートが大きく関係してくると実感しています。
苦手を子供のせいだけにしない
私自身算数が苦手で、空間認識系の学習の時間はずっと時計が早く進まないか眺めていました。
苦手があるのは誰しもそうですし、悪いことではないと思っています。
ただ、小学校の学習の間は親が学習のサポートをできるというのを私自身が子供を見て学び、
苦手にどうやって取り組むか、壁をどうやって越えるのか
この練習を二人三脚でできるのも、小学生だからこそだと思っています。
壁を越えようとしている間は、結果も出ないし、様子もわかりにくく、声もかけにくいです。
- 文章題が苦手で・・・
- なんで見直ししないの?
- 何度言っても治らなくて
我が子のことを信じているし、わかっているからこそ、同じような間違いや苦手を繰り返すと
どうして、なんで、と子供を責めがちになりますよね。
私もよく長女にこれを言って、すごく反省します・・・。
何が苦手なのか、どこでつまづいているのかを、持ち帰ったテストや宿題プリントをとっておいて、
時間がある時に確認するだけでも子供の様子を観察できます。
- どの分野で間違えたのか
- うっかりミスは性格なのか、いくつあるのか
- 字が雑じゃないか
うっかりミスが前よりも一つ減ってたら、もうそれは褒めポイントですし、
前回のプリントよりも字が丁寧だったら、このプリントの内容は好きだったの?と聞いてみてもいいですし、
苦手なところを見つけたら一緒に教科書の内容を確認して、
あー、これ私も苦手だったわ、こういうことだったのね。
と、一問一緒に解いてみてもいいかもしれません。
我が子が苦手にどうやって取り組んでいくのか、それを観察するだけで、
子供への接し方が変化していくはずです。
我が子に責任を持って
いかがでしたか?
公教育の低下、や細る家庭教育、というような見出しの記事を読みながら、
多分親世代の意識も環境も昔とは全く変わっているからしょうがないよなぁ
と思いつつも、そのしょうがない、の皺寄せが子供の教育に向いてしまうのは・・・と
私自身危機感を感じています。
外注するのは簡単ですが、外注で子供が賢くなるならみんながそうしていますよね。
我が子の教育や学習を最後まで見守れるのは結局親です。
そして子供が一番褒められて嬉しいのは、お母さん、お父さん、あるいはおばあちゃんおじいちゃん。
身近な家族です。
低学年、あるいは、幼児のうちから少しでも家庭で学習する癖や、
それを見守る親の習慣を付けておきたいですね。
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