上の子から合わせると、3歳(年少に上がるまで)の家庭保育を合計10年している我が家。
暖かい季節はひたすら公園巡りやお散歩ができますが、冬はそうも行きませんよね。
なんせ寒い!
まだお日様が出ている間はいいですが、
曇り空の下、風が吹き荒ぶ中でのお外遊びはなんとも辛いもの・・・。
家の中で楽しく過ごして、春を待ちましょう笑
家事の時間、子供の時間を意識する
これは私もいつも反省しているのですが、
どうしてもお天気がいいと洗濯物もう一回まわそうかな〜、とか、
ここの掃除が終わってから〜と思っているうちに
買い物の時間、プリントや書類の整理もしたい、と
子供との時間が後回しにしてしまいます。
家庭保育だと、どうしても親の都合や用事が優先されがち
今日の10時から11時は絵本を読もうかな
明日は忙しいから、今日は30分でも歌を歌ったり、お絵描きする日にしよう
と小さい目標を意識して過ごすと、今日は子供とこんなことができた!と
冬の間だからこそ、座って楽しむ
その時その時で子供の好きなものって違いますよね。
粘土、塗り絵、シールブック、はさみ、クレヨン、絵本、歌の本・・・。
いろんなものを用意して、一緒に楽しむ親子時間を持てるのが、家庭保育の良いところ。
子供ができること、まだ難しいこと、好きなこと、苦手なことをじっと観察してみてください
天気がいいとどうしてもお出かけやお散歩、外で過ごす時間が多くなりますが、
寒い冬は室内遊びを充実していきたいですね。
座って読み聞かせを聞く
座ってブロックに集中する
座って粘土で指先を使いながら遊ぶ
体をのびのび動かして運動ができるのももちろん大事なことですが、
座って集中する練習をするのも、とても大事なこと。
こども園や幼稚園、その先の小学生になった時でも、ずっと集中力のことは言われるもんなぁ
室内にいる時間が長くなると変な罪悪感を持ってしまいがちですが、
割り切って室内遊びに振り切るのも良しにしましょう。
絵本を読んだ記録を取ったり、歌えるようになった歌の記録をとって
過ごし方は人それぞれ
「ずっと家で見てるの、大変じゃない?」
「預けて働く方が楽だよ、私絶対無理!」
「どっかに働きに行ったらいいのに」
家庭保育で3歳まで家で子供を見ていたら、こういった声をかけられることがあります。
私自身、出産に伴って仕事を辞めたのには色々と理由があります。
必ずしもみんながみんな、産休育休をとって預けられるわけではない
というのを、身をもって感じてきました。
こういう言葉をかけられると、もやっとした気持ちになるんだよね
預けられたら預けるわ、とか心の中で思ってました笑
割と孤独を感じますよね。
外に出なきゃ、他の子と関わりを持たせなきゃ
保育園の子はもう集団生活ができるのに
仕事をしていない自分が惨めになったり、子供と過ごしながら、これでいいのかと
悩むこともたくさんありました。
日記やカレンダーにできたこと、やれたことを書き出して可視化するのもありです。
小さな目標を作ったり、自分にしかわからないゴールを喜ぶこと
これが、自宅保育で過ごす日々を楽しむコツです。
子供の何年か先を想像する
子育ての先輩って周りにたくさんいます。
近しい人(特に実母とか義母とか)の話って素直に聞ける時と、鬱陶しく感じる時とあると思いますが、
子育てのエッセイ集って、不思議に楽しく共感を持って読めますよね。
今まで読んだ中で、一番、胸がキュウと締め付けられるような、
人の子なのに、まるで自分の子のことのように感じて、
あぁ子供との時間のなんと愛しいことかと
思えたエッセイ集があります。
作:俵万智 出版社:小学館
2010年に発行された、「たんぽぽの日々」
俵万智さんが母親になってからの気持ちやお子様の世界を書かれた、子育て歌集。
漫画や楽しいイラストのエッセイ集ももちろんいいのですが、
エッセイの中でふと出てくる短歌。
静かな言葉の中に、親としての湧き出す想いや、子供の気持ちの変化を感じられ、
私自身、とてもとても、思い出に残っている一冊です。
なかなか思うように家事が進まなかったり、
昼寝してくれると思ったら全然してくれなくて用事ができなかったり、
外遊びに付き合う30分がとても長く感じたり。
少しずつ少しずつ手を離れていく子供、もう戻らない、小さくて可愛い子供との時間。
子供とゆっくり過ごす時間を噛み締め直せます。
ポカポカの春の陽気が恋しいです。もう暫く、お家の中で楽しく過ごしましょう。
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