育休が主流になり、3歳まで家庭で保育している子の方が少数派?の時代。
保育園の子はもう集団生活してるのに、
うちの子は家で何をさせよう・・・?と悩むこともありますよね。
お絵描き、ねんど、絵本、時間があれば公園も、
と思いつつ、母は忙しく、家の片付けや食事の買い出しなど
やることがたくさん!
長女を産んでからの約10年間、
子供3人全員を、3歳まで自宅保育で一緒に過ごしたので、
産休育休延長当たり前でしょ?仕事して家事して一人前・・・のような
流れを肌で感じ、悩むこともありました。
しんどいこと、楽しいこと、途方に暮れたり孤独だなあと落ち込んでみたり・・・。
日中どう過ごしたら良いのかな
日中子供と二人きりでどうしたらいいの・・・。
疲れてお昼寝してくれないかなぁ・・・。
そう感じながらも家庭保育されてる方は意外に多いのかも。
自宅保育でも、大丈夫。
子供との過ごし方の1つのレシピとして読んでみてください。
ざっくりした時間割を作る
何時に〇〇しよう、と思っても子供がいると、
その時間に動けるとは限りません。
細かくタイムスケジュールを組むと、その通りにならなかった時に負担になるので、
これが終わったら買い物。
それが片付いたらお散歩。
とざっくりしたその日の用事を組み立てましょう。
子供のための時間を10分でも20分でも組み込むと、
このようにポジティブに親子の時間を振り返ることができます。
その日ごとにテーマを決める
子供の性格にもよりますし、家庭保育する側のコンディションにもよりますが、
今日は本をいっぱい読む日。
今日はお散歩をする日。
とこちらでテーマを決めてしまっても良いかもしれません。
もしかしたら、お散歩している間にしんどくなって、
今日は家でゆっくり過ごそうか・・・。となってしまっても、
お外に出て、空気を吸って、トラックや車を眺めて、
何色かな?次は何色かな?
大きいね、ブーブー来たね。
しんどいね、寒いね、お家入ろうかな?
それだけの日でも良いのです。
大事なのは親子でのやりとり。
一方的かなと思えるものでも、子供はいつの間にか聞いていて、
言葉の世界の小さなとっかかりになっていることもあります。
しんどいって疲れた時に使うんだ、とか、
親の使う言葉や場面を子供はよく見ています。
子供日記を付ける
毎日続かなくても良いので、子供の日記をつけてみましょう。
公園に行ってなかなか帰らなかった。
どんぐりをたくさん拾った。
散歩で出会った犬に怯えた。
車を指差してブーと言った。
など一言でも良いですし、
ママがしんどかったので、今日はひたすらEテレにお世話になった。
今日はお家でゆるゆるDAY。たまにはゆっくりしようね。
こんな日記でも良いのです。
毎日一緒だと小さな変化に気づかないこともありますが、
日記を読み返したときに、
あぁ、こんなこともできるようになったのか・・・
この日は私もしんどかったんやな〜、
成長を感じたり、一緒に過ごす時間が意外にあっという間なんだと振り返ることができます。
市の施設、習い事、外部の手や目を頼る
住んでいる地域にもよりますが、手を借りると言うよりは、
第3者の客観的な視点が子供にも親にもあると良いです。
他の子と過ごす機会を与えるのもそうですが、親自身も、
今日は子育てサポート広場に行くから、ちょっと小綺麗にしとこ。
とか
週に一回の親子プールで、私も体動かそう
とか、
その日に向けて、気持ちや体のコンディションを整える意識ができてきます。
一人目の子供の時は特に、自分から出かける先を探すことに必死でした。
習い事、地域や市のイベント、運動でも音楽でも幼児教室でもなんでも良いので、
他の大人(第3者)(できれば親族ではない人)の目線で、我が子の様子や成長を一緒に見てもらう機会を作りましょう。
自分では気づかない成長を教えてもらうこともあるのです。
誰もいない公園で遊ぶ
人で賑わう公園ももちろん楽しくて子供も大好きですが、
お友達との順番争いに気を使わなくても良いですし、
どうぞありがとうのやりとりや他の子との距離感を心配しなくても良いですし。
ブランコ滑り台、ジャングルジム・・・。
月齢によっては遊具にもすぐ飽きてしまって何しよう?
と悩むかもしれませんが、
そこは実は親子二人のやりとりをする絶好の機会。
隅に咲いてる花を探すのも良いですし、
虫を探しても良いですね。
石を探して大きい小さい、ゴツゴツしてる、これはツルツルしてる、と声掛けもできます。
飛行機が飛んでたら、あ、飛行機、どこに行くのかな?
子供を追いかけたり追いかけられたり
ブランコの安全策越しにお店屋さんごっこ。
何もなくても、工夫をすれば意外に20分、30分、過ごせちゃうんです。
ただ花を探すだけじゃなく、
綺麗だね〜。何色かな?花びら数えてみようか?1、2、3〜
虫も、てんとう虫のような触れる虫ならば実際に手のひらに載せてみても良いですし、
赤いね、黒い点々があるね。かわいいね〜
蝶々を見かけたら歌を歌っても良いです。
外へのお散歩は歌を歌ったり言葉のやりとりのチャンス!
子供がまだ喋れなくても、言葉のシャワーは浴びせていきましょう。
我が家の長男(現在6歳)3歳近くまで言葉が出ませんでしたが、
ひたすらこの方法で私が話しかけていました。
家庭保育でも集団保育でも、大事なのは言葉のやりとり
私は幼児教室のお手伝いをしているので、我が子以外の幼児さんと触れ合う機会があります。
集団生活をしている子、家庭保育をしている子に関係なく、
一番大事なのは
普段から言葉でやりとりする環境にあるかどうか
これに尽きると思います。
英語もプログラミングもどちらも言語。
言葉を使って考えてやりとりできる基礎があってこそだと感じます。
その一番根っこには
- ものには名前がある。
- 言葉には様子を表すものがある。
- 組み合わせて使える。
- 気持ちを伝えることができる。
- お話を読むことができる。
こういう力がきちんと付いていることが大事ですよね。
絵本を読む、歌を歌う。お散歩に行く。買い物に一緒に出かける。
我が子だからこそ毎日続けられることですよね。
めんどくさいなぁ〜しんどいなぁ〜と思う日もあって良いと思います。
振り返れば、あっという間にすぎてしまう子供の幼児期。
脳を育むゴールデンタイムを一緒に過ごせる、と言う風に捉えて、
上手に周りの手を借りたり、ゆったりの時間を作ったりして、
是非今しかない家庭保育を楽しんでくださいね。
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