最近ふと、実母に
保育園なのに夏やすみがあるの?
結局、保育園とこども園って何が違うの?
と聞かれて、こども園の制度を説明したところ、
と反応があり、あぁ、私たちの親世代の子育てとはだいぶ変化してるんだなと改めて感じました。
今まさに、こども園を利用している方でも、実は知らない制度があるかも・・・?
私が利用しているこども園の制度のことを紹介しようと思います。
これから保育園、こども園、幼稚園を探そうかなという方の参考になれば嬉しいです。
保育園は保育目的、幼稚園は教育目的
公立の場合、利用の仕方と目的がそもそも違っていた保育園と幼稚園。
市町村にもよりますが、私が住んでいる市は公立の幼稚園が年中と年長の2年間の利用でした。
子供の数が減り、共働き家庭が増えたので、地方では幼稚園の定員が割れ、一方では保育園の希望者が増えたため、枠に入れず仕事復帰ができない、なんてことが起きたんですね。
田舎は定員割れが続き、公立幼稚園が閉鎖、というところも多いです。
こども園ってこんなところ
1号認定 | 教育標準時間認定(朝から昼過ぎまで) | 満3歳以上 |
2号認定 | 保育認定(朝から夕方まで) | 満3歳以上 |
3号認定 | 保育認定(朝から夕方まで) | 満3歳未満 |
保育園は2号3号の保育認定がされた子が通い、幼稚園は1号の子が通う感じです。
どちらの機能も兼ね備えたのが認定こども園。
1号認定の子は幼稚園時間での利用になり、夏休みや冬休みがあります。
2号3号認定の子供は夕方まで保育利用ができ、お盆や正月といったカレンダー通りの休日以外のお休みはありません。
そのため、同じクラスの中でも、14時に帰る子、16時に帰る子、おやすみがある子、ない子、と違いがあります。
新設された新2号
2019年の秋に上記の認定の枠にさらに追加されたのが新2号認定。
基本的な利用時間は幼稚園としての時間になります。(朝から昼過ぎまで)
長時間働いていないけれど、月48時間以上の就労時間がある場合、妊娠出産・介護などで保育の必要性があると認定を受ければ、延長保育や預かり保育の利用が可能になりました。
幼児教育・保育の無償化に伴い、上限はありますが、利用した分の保育料を補助してもらえます。
昼食・おやつ代は補助の対象外です。
毎日働いてはいないけど、この日とこの日は働いていてお迎え間に合わないから、延長利用申請しよう!
というような方はこの制度も確認・検討してみてください。
いろんな利用の仕方があるのがこども園
1号認定、2号認定、新2号認定、3号認定、標準教育時間利用、短時間保育利用、一時預かり保育・・・。
こども園、保育園、幼稚園の中にこんなにたくさんの制度があるんですね。
自分が使う立場になって初めて、こんな制度があったのかと気付きます。
長男の通うこども園も、おやつを食べて帰る子、おやつの前に帰る子、昼寝のある子ない子、といろんな子がいます。
1号さん2号さんで、利用時間の違いはあれど、同じように保育教育を受けさせてもらえます。
日々対応してくださる先生方に感謝です。
こども園の申し込み。公立は役所へ、私立は直接園へ
産休育休を経て、職場に復帰される方は、就労証明を出して保育園に入園申請がかけられます。
一度退職している人でも、入園したら仕事を探しますという約束のもと入園申請はできますが、仕事がある人が優先なので、希望の園に必ず通るとは限りません。
公立は住んでいる市町村の役所で申請手続きをします。
私立は直接契約になるので、気になるところがあれば申し込み日程を確認して、申請書類の用意を!
来年度の保育園・幼稚園・こども園の入園申請受付が始まってきています。
少しでも参考になれば・・・!
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