ジューンベリーの木をご存知ですか?
ブルーベリーに似た実がなる木で、我が家のシンボルツリー。6月に実をつけるので、ジューンベリーと呼ぶのだとか。
毎年春になると緑の葉っぱが気持ちよさそうに揺れて、可愛らしい白い花が咲きます。
気が付けば赤い実を実らせて、
毎年いつの間にか鳥さんのご飯になっていた・・・そんな我が家のジューンベリー。
近所のおばちゃんに、収穫してみたら?と言われ、じゃぁ採ってみよう!となぜか気が向いた今年。
気分の向く向かないって大きいですよね。
完熟を待つ前に鳥対策
可愛らしい赤い実をたくさんつけてくれるジューンベリー。
完熟になってから収穫したいのですが、鳥さんたちも同じことを思うのか、しっかり熟したやつを食べていきます。
若い実には嘴付けないのね。
まとまった量を収穫するのであれば、園芸用でいいのでネットをかぶせておきましょう。
なるべく網目の細かいものを・・・。
うちの周りに住んでいる鳥さんは賢いので、園芸用ネットの隙間や、ネットが被っていない木の下の方をしっかりすっかり食べていきました。
種があって食べにくいけど栄養価は高い!
ブルーベリーのようにそのまま食べることもできますが、種があって食べにくい・・・。
小さくて硬めの種なので、食べるのがめんどくさいタイプ。
え〜もう採らんでいいかな〜?と思いつつジューンベリーのことを調べると
抗酸化作用とかポリフェノールのやつ!なんか他も色々栄養あるみたい。
そんなに普段から栄養価のことなんて考えて食事してませんが、
せっかく栄養価の高い実がなるのなら、鳥さんのご飯にしてしまうのは勿体無い!
謎の勿体無い精神から、めんどくさいなと思いながらもジャムにしようと決意し、
完熟になったものから収穫をし、一度に収穫はできないので、採れたものから冷凍保存しました。
ミキサーと裏ごし
家庭でジャムを作るにあたって、こんな工程を私はしたことがありません。でした。
せいぜい作っていちごジャム。果肉がごろっと入っているのが手作りの良さ・・・。ですが、
ジューンベリーさんは一筋縄ではいかない模様。
なんせあの種が厄介なようで、ミキサーで潰した後に、タネを取り除くために裏ごしが必須ときた。
自他共に認めるせっかちandめんどくさがり女にはハードルが高かったですが
せっかく採ったし勿体無い
というただの損得勘定で動くことを決意。
結果的に、ミキサーと裏ごしの二手間にかなり感動する仕上がりになるので、我慢しましょう。
ジューンベリージャムの作り方(覚え書き)
工程はそんなに多くないので小4の娘と一緒に挑戦!
鍋の見張り係を任せればその横で片付けや次の準備ができます。
水分を少し(実の下半分が浸かるかな?くらい)入れてアクが出たらアクとり
熱いままだと入れられないミキサーもあるのでご家庭に合わせましょう。
うちは少し冷ましてからミキサーにかけました。
めんどくさい!これも子供と一緒だと頑張れました笑
裏ごしした後のツヤツヤの仕上がりを見れば親子でテンションが上がります。
めんどくさいオブめんどくさいけど裏ごしってすごい!
ひたすら長女が鍋の見張り!しっかり砂糖と混ぜて焦げ付かないようにしてくれました。
コツはめんどくさがらないこと。ミキサーと裏ごしは裏切らない。
まとめ
ジューンベリーのジャム、普通のジャムに比べると手間感あります。
しかしながらあの二手間のおかげで口当たりが滑らかになり、高級ジャムの仕上がりになりました!
今年は採るのにも飽きて全部の実を採らなかったのですが、来年はもっと頑張って収穫しようと思える味。
ジャム作りは工程数も少ないので、子供と一緒に作るのも楽しいですね。
ジャム作るの楽しかった〜明日これパンに付ける〜♪
せっかく庭になっていたのに何年も勿体無いことをしました。ジューンベリーの木、植えてよかった笑
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